やさしい日本語を使用するうえで 役に立つツールを紹介します
そんな時は「やさしい日本語」を使ってみましょう!
「やさしい日本語」は、難しい言葉や表現を言い換えた、簡単で分かりやすい日本語のことです。
たとえば、土足厳禁は靴(くつ)を脱(ぬ)いでくださいと言い換えることができます。
上手く活用することで、外国人だけでなく、子どもや高齢者、障害のある人など、様々な方に分かりやすく伝えることができます。
また、「やさしい」には、「易しい(easy,plain)」と「優しい(kind,gentle,caring)」という2つの意味があります。
「易しくて」「優しい」コミュニケーションを使って、みんなが暮らしやすいまちにしていきましょう。
やさしい日本語を含む多言語で、災害時に活用できる案内を作成することができます。3つのツールがあります。
災害情報や避難情報を伝えるときに、「やさしい日本語」を使ってみましょう。
出入国在留管理庁・文化庁が作成したガイドラインです。書き言葉に焦点を当て、やさしい日本語の作り方を3ステップで解説しています。
つまり、外国人が理解できるような対策が行き届いていないということ。このような場面こそ、「やさしい日本語」の真価が発揮されるとも言えます。
現在は、各自治体などが「やさしい日本語」を用いてパンフレットや通知文を作成していたり、NHKが「やさしい日本語」で書いたニュースサイト”NHK News Web Easy”を公開していたりと、「やさしい日本語」が広く活用され、この記事で取り上げたようなメリットも認識されてきています。
やさしい日本語を使用するうえで、役に立つツールを紹介します。
最後に「やさしい日本語」を使う上で気をつけることをご説明します。
近年、市内で生活する外国人は増加傾向にあり、国籍も多様化しています。また、多言語での情報提供には限界があります。そこで、外国人であっても、簡単な日本語であれば理解できる場合があるため、情報提供やコミュニケーションの方法として、「やさしい日本語」を活用することが大切です。
ここでご説明してきた「やさしい日本語」は外国人への正確な情報伝達のためのもの。
そして、「やさしい日本語」は、災害時のみならず日常生活でも活用されています。平時における外国人への情報提供手段としても研究され、行政情報や生活情報、毎日のニュース発信など、全国的に様々な分野で取組が広がっています。
災害がきっかけで始まった「やさしい日本語」。今では日常的に外国人への情報提供手段として活用され始めています。
「やさしい日本語」をより多くの人に知っていただき、積極的に活用してもらうため、「やさしい日本語」に関するチラシを制作しました。
一方で、やさしい日本語には以下のようなデメリットも存在します。