風の女王    佐々木康監督   高杉早苗 佐野周二 森川まさみ 三宅邦子 笠智衆 1938年製作
風の女王    佐々木康監督   高杉早苗 佐野周二 森川まさみ 三宅邦子 笠智衆 1938年製作
風の女王 1938年製作
監督 佐々木康
出演者 高杉早苗 佐野周二 森川まさみ 三宅邦子 笠智衆

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古典邦画集PD

戦前のオフィス恋愛もの。 不倫アリ、嫉妬アリ、足の引っ張り合いアリと、今のテレビドラマとあまり変わらないような題材。

Filmarksに投稿された感想・評価
なかなかおもしろい。戦前の帝都東京はこんなにもネオンがピカピカと光る風情ある街並みだったんだね。
1938年という古い時代に興味がある人は観て下さい。
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お~~~~ハリウッドっぽさが多くて良き! 戦前邦画さすが
ちゃっちゃかと進むし、背景決めてくるとこは決めてくるし、これでじとじとやられたら目も当てられたものじゃない話が、三宅さん主人公だからかそんなにめんどくない。っていうか女子が綺麗に作ってあるのが良い気がする。
65分っていう時間も見易くてちょうどいい~
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戦前の映画とは思えない鮮やかさ、と思ったけど戦前のことは知らないのだし、ただ人間の周りだけがとかく進化していて、変化してきたように見えてやっぱり根本的なものは変わっていないのかも、今も昔も人間は人間だもの、、本当に変わらないみたいだ男も女も、
女はもう百年近くも前からトイレで化粧直ししてるんだね、!休み時間にボールって健康的、、変わらなくてよいものもたくさん変わってしまったのだろうな
佐野周二悪役と思いつつまさかの笠智衆悪い男に驚きと新鮮さと涙、、
こんなにも積極的な妹にもびっくりしつつ、男も男で欲望と立場とでせめぎ合い続けてる、
それにしても女はずっとわがままなのか、、と思ったけれど姉さん不在の間にもっと頑張るって強いよ妹、、わがままだけの女じゃなくてすっとした
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大好きな三宅邦子さんが、主役っぽいので新鮮でした。
笠智衆さんが若い頃で、これまた超、悪い男役にもビックリ!
佐野周二さんは、影が薄い印象でしたが、、まさかの、、、暗い〜(・・;)
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銀嶺の景色を眺める恋の鞘当を期待したが見事なまでに狂ったメロドラマで人を傷つけることを厭わない人物しか出てこないので辟易する。父親の社会的体裁を気にしてばかりの卑屈な家庭から解放されて妾志願する高杉早苗の爽快なまでのエゴはやがて悲劇をもたらす。笠智衆が女たらしのクズで純情な姉を誑かすというだけでゾッとする。渡航しようとも何の解決にならず傷跡だけが刻まれる。戦前のサラリーマンの生活、有楽町・銀座界隈が拝めるよ!
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男と女の間に友情は成立するや否や。
最後はなかなかシビアにも関わらず、新たな明日を信じるかのような明るいメロディに風が吹いている。
冒頭
見渡す限り銀世界でのスキー。当時スキーが流行っていたのだろう。
「ああ良い気持ち、こんな景色を眺めてると、毎日会社でタイプライターなんか打ってるのバカバカしくなる、ねぇ?そう思わない?」「朝から晩まで生活生活、それ以外になんにもないなんて寂し過ぎるもん」
雪山の景色に感激している三宅邦子、それに対して、「人間のいる世界でないと感激しない」と言う森川まさみ。
「人間の世界には冒険がある、秘密がある、恋愛がある」「私知っててよ、ちゃんと見抜いてるんだから(略)君はウチの会社のミツセくんを心密かに愛してるんだろ?あの人会社じゃ一番男性的でしっかりしてるからなぁ」男っぽい喋り方も当時の女学生上がりを彷彿させる。
戦前の映画は、科白、場所、構図、音楽、あらゆることに興味が惹かれる!現代と変わらぬ感覚の人々。
もし戦争がなければ、どう発展していたのだろうか。
姉がお土産に買ってきたホールケーキも立派だ笑
佐野周二からの速達は丸の内のアリゾナで会おうというもので「私はあなたに美しい幸福をもたらしてあげたい願いでいっぱいなのです」と結ばれている。
キザでロマンチック。
青年重役からこのような手紙をもらうのは、たしかに妹役の高杉早苗が言う通り「アメリカ映画のストーリー」みたいだ。
妹役の高杉早苗はストレートに言いたいことを言ってのける。
自ら「愛人にして」と言うなんて、現代の感覚からしてもぶっ飛んでいるぞ、モダンガール!
告白も実に華麗で直球ど真ん中!流れるようなお喋りからの愛の告白。
その瞬間、佐野周二がタバコに火をつけ、その煙が彼の顔の前に広がり「えっ?」と驚く。素敵な演出だ。
このモガは、石坂洋次郎の「若い人」を読んでいる。つまり、彼女はこの小説のヒロインのようにエキセントリックで「行動的な女性」であると暗示しているのだろう。
姉は、会社でタイプライターを打ち、社命でパリへ赴任もするような職業婦人で新しい時代の女性だが、内面はおとなしい。
妹は行動的で手段を選ばぬ大胆さがあり、さらなる新時代の女性を体現していると言えようか。
しかし最後がシビアだった。
佐野周二…深い苦痛で自殺したのか…?
男を自殺に追い込んどいて、姉はパリへ栄転、妹もなんとか前向きに生きようとする…、結末はこれで良いのだろうか…。後味が悪い。
戦前から戦後にかけて、松竹作品にはスケート場がそれなりによく登場する。スケート好きな撮影スタッフでもいたのかしら。

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