正しい日本語 変換
同音異義語は二字漢語がほとんどですので、二字漢語に注意して見ることで、変換ミスを発見できます。
このように、誤変換はとんでもない誤解の世界に私たちを引っ張っていくおそれがあります。明らかな誤変換はもちろんですが、一見筋が通っているように見える誤変換こそが誤解の温床で、とくに注意する必要があります。
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誤変換でも起きやすいところですが、語句の意味や認識が間違えて理解していることも多いため、本当に意味が合っているかを調べて確認しましょう。同音異義語の一例です。
慣用句や言い回しを間違えて使っている人はとても多いです。文章内で誤りがあってもそこまで大きな問題ではありませんが、正しく知っている人が見ると知識レベルを疑われてしまいますので、正しく使うようにしましょう。(恥ずかしいですもんね・・・)よく間違われている慣用句の一例です。
次の①〜⑮はよく見かけるものですので、一度修正を体験しておくと、ありがちな変換ミスを発見しやすくなります。
誤字脱字には、「執筆者の誤認識によるミス」「変換ミス」「タイプミス」が含まれます。
最近の日本語変換ソフトは文脈を考慮して変換するようになっているので、以前よりも変換の精度は上がっていますが、それでも文章をよく読むと、おかしな変換ミスが残っています。しかも、文脈にそれなりに合っている変換ミスが残っているので、かえって発見しにくいのが難点です。
どんな文章にも誤字脱字や変換ミスは必ずあるものです。常に疑いの目で文章をチェックしましょう。チェック作業にあまりにも時間をかけすぎるのも良くありませんが、誤字脱字は必ずあるもの!という前提で文章を良く見直してみましょう。
「一括変換」を「一括返還」とすると、文章問題が領土問題に拡大し、「お礼は三行以上」から「お礼は産業以上」へとすると、文字の話がビジネスに拡大してしまいます。
プレゼンテーションなど人前で日本語を入力する際など、学習した変換候補を反映させたくないシーンでは「シークレットモード」を使用することでこれらの表示を一時的に停止することができます。
文章を書いた本人が校正をすると思い込みや先入観もあり、つい正しいものとして読んでしまうので間違いに気が付きにくいものです。第3者の目でチェックすることで、見落としていた誤りに気付くことが少なくありません。他者に読んでもらい、ダブルチェックができると良いでしょう。
石川:機械学習って、「集合知」なんですよね。データが増えれば増えるほど精度が上がっていくんです。占有プランを使うユーザー、つまりひとつの会社内でデータを蓄積するにつれ、機械は正しい文章、誤りのある文章を覚え、正確な校正校閲へと繋げていきます。
社名の「hiRo」みたいに大文字と小文字の入り混じった欧文表記は、迷わず単語リストに登録。こうすることで余すことなくチェックしてくれます! もちろん商品名も単語リストへの登録がマスト。とくに、同音異義語を含む場合は誤変換が命取りに……!
ただ、この種の変換ミスというのは、「同音異義語」と「異字同訓」という日本語の二つの特性に由来するので、変換ミスが隠れていそうなところを探すことはできます。