令和元年=やさしい日本語元年と言うにふさわしい年でした
昨日の1面に続き、2019年12月31日西日本新聞朝刊2面のコラム欄で、「やさしい西日本新聞」企画で記事のやさしい日本語翻訳に取り組んできた 福間 慎一 記者が寄稿しています。
8月9日(水)清水庁舎で、静岡市こどもクリエイティブタウンま・あ・るの「しごと・ものづくり講座」の1つとして、小学6年生から高校生までを対象としたやさしい日本語講座を開催しました。やさしい日本語を学び、清水エスパルスの外国人選手と交流する講座です。
そうした状況において、「やさしい日本語」は、翻訳が不要な上、簡単な日本語がわかる人であれば、相手の出身国に関わらず使うことができるため、外国人の方々とコミュニケーションを取るための方法として、「やさしい日本語」を活用していくことが有効だと考えられています。
この研究で開発された、「やさしい日本語」を書くための各種ツールを公開します。
2020年1月4日付で、共同通信がやさしい日本語についての英文記事を世界に配信しています。当研究会のインタビューが中心となっています。
『「やさしい日本語」協力店』とは、「やさしい日本語」のコミュニケーションの輪に積極的に関わってくれる店舗や病院などです。
講座の前半は名古屋出入国在留管理局を講師に招き、やさしい日本語の概要や話し方のポイントを学びました。やさしい日本語は「易しい」言葉と「優しい」気持ちで伝えようとすることが大切です。そして、「短い文で、はっきり、ゆっくり、簡単な言葉で伝える」ことがポイントです。
学んだことをふまえて、グループごと選手への質問をやさしい日本語に変換しました。
AERA2月3日号でやさしい日本語が2ページにわたり取り上げられ、やさしい日本語落語に取り組む桂かい枝師匠のインタビューが掲載されています。ぜひお買い求めください!
資料3は、「日本に住んでいる外国人に対して、災害や行政に関する情報などを、やさしい日本語で分かりやすく伝えようとする取組が始まっていること」を知っているか尋ねた結果である。これをみると、「知らない」と答えた人が全体の68.1%と3分の2を超えている。年代別にみると、若い人における認知度が特に低い。
外国人の日本への新規入国は、新型コロナのオミクロン株対策として一時停止されていたが、今年3月から段階的に緩和されている。新型コロナの感染拡大が収束し、日本に住む外国人や日本を訪れる外国人が再び増えれば、日本人が外国人に接する機会も多くなるだろう。「やさしい日本語」は、言語や文化が異なる外国人と日本人が互いのコミュニケーションを円滑に行うため、ひいては「多文化共生」(注2)を進めるための一手段として有効だと考えられる。
第6期『入門・やさしい日本語』認定講師養成講座の正式エントリーを開始しました。
2020年、あけましておめでとうございます。昨年度はやさしい日本語がメディアに大きく取り上げられ、政府レベルでも注目されました。令和元年=やさしい日本語元年と言うにふさわしい年でした。
ここで、「やさしい日本語」で伝えるためのポイントをいくつかご紹介します。
一方、「日本に住んでいる外国人に対して、災害や行政に関する情報などを伝えるために必要な取組」として、「やさしい日本語で分かりやすく伝えようという取組」をあげた人の割合は46.3%であった(資料4)。「様々な国の言葉で情報提供をする取組」、すなわち多言語対応の取組の58.1%には及ばないが、「やさしい日本語」で伝える必要があると考えている人が、半数程度はいることがわかる。「やさしい日本語」に関する取組がもっと認知・理解されれば、必要だと考える人もさらに増えるかもしれない。
新聞社関連団体である日本新聞協会の「新聞協会報」(2020年1月1日付号)で、「やさしい日本語とメディア」という特集記事が掲載されています。