「やさしい日本語」を使用する上で役立つツールをご紹介します

やさしい日本語への変換機能やふりがなつけ機能でつけたふりがなが誤っている場合、容易に編集することが可能です。難しい漢字のみにふりがなをつけたい場合にも利用できます。 伝えるウェブのAIが自動でふりがなの候補を提供するので、入力の手間が省けます。

近年増加傾向で、国籍も多様化している在留外国人向けの情報提供としては、Webサイト上の多言語翻訳が一般的。やさしい日本語を活用することで、さらに正確な情報を伝えることができると期待され、取り組む自治体が増加しているという。

ちなみに「発熱外来」は「熱が高い時に行く病院の場所」と変換。都内だと、足立区のウェブサイト。メニュー欄の言語を選ぶボタンの横に「やさしい日本語」のボタンが。クリックすると、ほぼ全てのテキストがやさしい日本語に置き換わります。

シェアNo.1 CMS の WordPress の管理画面のエディタ上で利用できる「やさしい日本語エディタ WordPressプラグイン(Simplified Japaneseプラグイン)」の提供を開始します。無償で利用できる Free プラン、API 利用数や追加サービスやサポートのある有償プランをご用意しています。プラグインとプランの詳細はこちらをご覧ください。

自治体の特設ウェブサイトや大学のウェブサイトをはじめ、日本の多くのウェブサイトで利用されている「WordPress」にやさしい日本語エディタ WordPressプラグインを提供することで、より多くのウェブサイトでより多くの人に情報が伝わる世界を目指します。

操作は文章を選択して「やさしい日本語に変換」ボタンをクリックするだけ。伝えるウェブのAIによる自動翻訳で「やさしい日本語」へわずかな時間で変換ができます。

「伝えるウェブ」による「やさしい日本語」は、私たち役所の職員が読んでもわかりやすい日本語になっています。「これなら外国人だけでなく、すべての人にわかりやすく伝わるはずだ」と感じました。

第2回多言語音声翻訳コンテストの試作品 (PoC) コンテストにて、「伝えるウェブ」で利用している API と多言語音声翻訳を組み合わせた「やさしい日本語化支援アプリ」を試作し、総務大臣賞を受賞しました。また、「伝えるウェブ」のやさしい日本語ウェブサイト翻訳を東京都足立区役所などに提供開始いたしました。出品作品の詳細とレポートはこちらをご覧ください。

AI技術でサイト上の日本語を「やさしい日本語」に変換するサービスを企業や自治体に対して 提供をスタート。徐々にその認知が広がってきています。

変換ボタンを設置するだけで、今あるサイトを「やさしい日本語」対応サイトに変身させることができます。新しくサイトを作る必要がないのがポイントです。

「やさしい日本語」を使用する上で役立つツールをご紹介します。

「やさしい日本語」は、出入国在留管理庁・文化庁が2020年8月に発表した「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン」で定められているもの。例えば、「防災訓練・避難訓練」をやさしい日本語で言い換えると、「災害が起きたときのために、安全に逃げる練習や、火を消す練習をすること」となる。

地方自治体の方はそういうところへの課題の意識というのがやっぱあって、今やっぱり外国人の人が住んでない方が珍しいというか、非常に増えてますけども、ちょっと昔ですと「とりあえずその英語で言って(書いて)おけば良い」みたいな認識があるんですけど、日本にいる外国人にとって非常に多種多様なルーツをお持ちなので、英語で言ったら通じるかって言ったら意外と通じなかったりとか。あとAIが多言語に翻訳するっていうのも非常に最近はレベルが上がってますけど、結局何カ国語をサポートすればいいのかっていう答えがなかなか出せないっていうこともあって、まずはそのやさしい日本語を活用しようと、いうような流れが自治体にはあります。それからやっぱり新型コロナ、コロナ禍になってからワクチンの接種に関するお知らせとか、国籍問わず伝えないといけない重要な情報というのが非常にたくさん出るようになって。ちょっと違う面でいうと普段聞きなれなかった言葉がいっぱい飛び交うようになりましたよね。我々が最近言い換えデータベースに登録した言葉って「発熱外来」。そういう言葉が日々生まれてくるのでそれはどういうふうに言い換えた方が伝わりやすいのかっていうのを日々考えながら、システムの改善を続けているっていうことになります。

その一方で、やさしい日本語への対応には、通常ページに加えてやさしい日本語ページの作成作業も必要となり、Webサイトの管理者の負担が増加するという課題がある。

やさしい日本語エディタ WordPressプラグイン「Simplified Japanese」を導入することにより、日本にいる外国人・日本語を勉強し始めた外国人でも理解しやすい日本語が簡単に発信できます。これにより、普段のコミュニケーション、さらには緊急時のコミュニケーションが取りやすくなり、情報をあらゆる人に、スピーディーに届けられるようになります。

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