新型コロナウイルスは誰もが感染する可能性があるものです

新型コロナウィルス感染症に関する差別・偏見の防止に向けて、文部科学大臣がメッセージを発表しました。新型コロナウイルスは誰もが感染する可能性があるものです。感染を責める雰囲気が広がってしまうと、感染の隠蔽などにもつながりかねず、感染拡大を助長しかねません。メッセージでは「感染者に対する差別や偏見、誹謗中傷などを許さない」という点が強調されています。子どもたち、教職員や学校関係者、保護者向けにメッセージが掲載されておりますので、文部科学省ホームページをご覧ください。

県では、SNSや掲示板などインターネット上での新型コロナウイルス感染症に関連した誹謗中傷等の投稿を監視する「ネットパトロール」も実施しており、悪質と思われる投稿の画像を保存しています。
被害に遭われた方が、削除依頼や訴訟を提起される場合など、被害者の方の求めに応じ、該当する画像を保存している場合は、その画像を提供します。

新型コロナウイルス感染症に関連した誹謗中傷や差別などの人権侵害に関する専門の相談窓口を開設しています。コロナ差別にお悩みの方は、一人で悩まずにご相談ください。

感染した方、医療関係者や社会機能の維持にあたっている方、そのご家族などに対して、不当な差別、偏見、いじめなどがあってはなりません。
新型コロナウイルス感染症は、誰もが感染しうる感染症であり、また誰もが気づかないうちに他人に感染させてしまう可能性があります。
医療従事者をはじめ、感染リスクと隣り合わせで働いている人々に敬意を払うとともに、誤った情報で人権侵害につながることのないよう、国や自治体が発信している正確な情報に基づいた、冷静な行動をお願いいたします。

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、感染した方等に対する誹謗中傷や心ない書き込みなどがSNS等で広がっています。感染者や医療従事者などへの差別、偏見、いじめ、SNSでの誹謗中傷等があってはなりません。
不確かな情報に惑わされて人権侵害につながることのないよう、正しい情報に基づいた冷静な行動をお願いします。

■新型コロナウイルス感染症のまん延とその対策の影響を受けて、仕事や生活に不安やストレスを感じている方も少なくないと思います。  ストレス状態が長く続くと、気持ち、からだ、考え方に、さまざまな変化があらわれることがあります。県では、このような方のための相談窓口も開設しています。どうぞお気軽にご相談ください。

「新型コロナウイルス感染症関連人権相談窓口」に寄せられた相談件数、主な相談内容等について
 (令和5年3月31日現在)
「新型コロナウイルス感染症関連人権相談窓口」に対して、令和2年8月26日の開設から令和5年3月31日までに寄せられた相談件数、主な相談内容及び相談窓口としての対応状況についてお知らせします。

新型コロナウイルス感染症に関連して、インターネット・SNS上における誹謗中傷や不当な差別的扱いを受けた事例が報道されています。

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