やさしい日本語とは
「やさしい日本語」は阪神・淡路大震災をきっかけに、外国人に早く、正しく、わかりやすく情報を伝えるために考えられたわかりやすい日本語です。
外国人住民は言葉の問題から地域住民とのコミュニケーションをうまく取れなかったり、生活に必要な知識や情報を得られなかったりする場合があります。
しかし、「やさしい日本語」なら理解できる人はたくさんおられます。どうすれば相手に伝わるのか、何が相手にとってやさしいのか考えてみませんか。
「やさしい日本語」はあくまでも手段。言いたいことが伝わればいいのです。もし、外国人に話しかけて伝わらなければ、言葉や表現をかえてみてほしい。伝えたいという気持ちと、相手の文化や習慣のことを考えてみれば、日本語だけでも伝えることができます。
「やさしい日本語」と併せて、絵や写真、ピクトグラムなど視覚的にわかりやすいものを一緒に使うことで更に理解しやすくなります。絵、写真、ピクトグラムはなるべく誰が見ても同じ理解ができるものを使用するようにしてください。正しく理解してもらえるかわからない場合は、外国人のみなさんから意見をもらうのも良いでしょう。
今、期待を集めている「機械翻訳」においても、いったん分かりやすい日本語に直してから外国語に訳した方が意味の通る訳文になります。「やさしい日本語」は、そのような効果も期待されます。
「やさしい日本語」の視点を意識することで、様々な人とコミュニケーションを取りやすくなるのではないでしょうか。交流を深め、お互いの顔が見える関係を築いていきたいものです。
「やさしい日本語」とは、普通の日本語より簡単で、外国人にも分かりやすい日本語です。普段のコミュニケーションはもちろん、災害時の緊急情報や行政情報の発信にも有効です。”外国人の話す言葉=英語”と思いがちですが、実は、日本に住む外国人が一番理解できる言葉は”日本語”と言われています。熊本市でも近年は、ベトナムやネパールなど非英語圏出身の外国人住民が増えており、多くの場合は日本語でコミュニケーションをとることができます。そのときに大事なことが、日本人側が使う「やさしい日本語」です!難しい単語を簡単に言い換える・文章を短くする・文末を「です」「ます」に統一する・ゆっくり話す・漢字にはルビをふる など、少し工夫をするだけで格段にわかりやすくなります。「やさしい日本語」は、外国人だけでなく、子ども、高齢者、障害を持つ人にとってもわかりやすく、現在では、自治体からのお知らせやNHKのニュース配信など、多くの場面で活用されています。
「やさしい日本語」についての動画は他にもたくさんアップされています。「『やさしい日本語』動画」で検索してみてください。
「やさしい日本語」は日本人だけが使う言葉ではありません。外国人のみなさんと一緒に使い、どのようにするとわかりやすいか、伝わりやすいか工夫を積み重なることでより良い「やさしい日本語」となります。ぜひ、外国人のみなさんの声や意見も取り入れてください。
昨年の秋、「防災のためのまち歩き講座」を開催しました。「やさしい日本語」で外国人住民と話しながら避難所や看板を一緒に見て回り、地震や台風の時にどう行動するかを話し合いました。その後、みんなで防災マップを見て、住んでいる地域の危険な場所や避難所を確認しました。
日本人が積極的に「やさしい日本語」を使うことで、お互いに歩み寄ることが自然にできていくのではないでしょうか。
しかし、言語の中でも難易度があるため、とりわけ、多くの外国人が理解できる日本語においては、できるだけわかりやすい情報発信(「やさしい日本語」)が求められています。
「やさしい日本語」とは、普通の日本語よりも簡単で、外国人にもわかりやすい日本語のことです。
滋賀県では、「多文化共生推進プラン」に基づき、多言語による表記や、「やさしい日本語」の活用、漢字にふりがなを付けるなど、わかりやすい表記による情報の提供を進めています。
「やさしい日本語」に正解はありません。伝えたいことを先に、一つの文を短く、難しい言葉やカタカナ英語は易しい言葉にかえます。余分な情報を省いたり必要な情報を補うなど、相手に配慮した自分なりの「やさしい日本語」を考えてみましょう。
日本語や日本について勉強している留学生にとって日本人と日常のやりとりをするのは難しいときもあります。やさしい日本語について話すだけでこの問題に気づくと私は思います。私たちは日本の人たちと話したいので、使う日本語が完璧かそうでないかは、問題ではないということを覚えておくことが大事です。間違えることもありますが、大丈夫です。ここでの最高の思い出は、地元の人たちと交流できたことです。だから一緒に頑張りましょう!
