悪いのはコロナウイルスであり かかった生徒や学校ではありません

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、「マスクの着用」が求められていますが、感覚過敏、発達障がい、皮膚の病気や呼吸器の病気などさまざまな事情によりマスク等の着用が困難な方がいます。
マスク等を着用していない方を見たとき、厳しい視線を投げかけたり、心ない言葉をかけたりするのではなく、「何か事情があるのかも」と想像力を働かせていただくようお願いします。

新型コロナウイルス感染症に関する様々な差別的な取扱いが報告されており、内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室からは次のとおり差別的な取扱い事例が公表されています。こうした偏見や差別は決して許されません。

県では、SNSや掲示板などインターネット上での新型コロナウイルス感染症に関連した誹謗中傷等の投稿を監視する「ネットパトロール」も実施しており、悪質と思われる投稿の画像を保存しています。
被害に遭われた方が、削除依頼や訴訟を提起される場合など、被害者の方の求めに応じ、該当する画像を保存している場合は、その画像を提供します。

■新型コロナウイルス感染症のまん延とその対策の影響を受けて、仕事や生活に不安やストレスを感じている方も少なくないと思います。  ストレス状態が長く続くと、気持ち、からだ、考え方に、さまざまな変化があらわれることがあります。県では、このような方のための相談窓口も開設しています。どうぞお気軽にご相談ください。

新型インフルエンザ等対策特別措置法等を一部改正する法律が令和3年2月13日施行され、新型コロナウイルス感染症に関する偏見や差別を防止するための規定が設けられました。

新型コロナウイルスワクチンの接種は強制ではなく、あくまでご本人の意思に基づき行われるものです。

悪いのはコロナウイルスであり、かかった生徒や学校ではありません。不当な差別や誹謗中傷は絶対しないようにお願いいたします。

新型コロナウイルスワクチン接種は、医療機関での個別接種や自治体の集団接種、職域での接種など様々な方法で進んでいますが、接種を受けることは強制ではありません。接種を受ける方の同意がある場合に限り接種が行われます。

新型コロナウイルス感染症に関連した誹謗中傷や差別などの人権侵害に関する専門の相談窓口を開設しています。コロナ差別にお悩みの方は、一人で悩まずにご相談ください。

医療従事者のみなさんへの応援メッセージを公開しました。マスク等の着用が困難な方への配慮をお願いします。「STOP!『コロナ差別』」の啓発チラシを公開しました。「STOP『ワクチン差別』 ワクチン接種に関して、差別・偏見・いやがらせは許されません」の啓発チラシを公開しました。「『コロナ差別』をしない・させない・ゆるさない」啓発チラシの「やさしい日本語」と「6か国語」を公開しました。みんなで広げよう!シトラスリボンプロジェクトのページを公開しました。

「新型コロナウイルス感染症関連人権相談窓口」に寄せられた相談件数、主な相談内容等について
 (令和5年3月31日現在)
「新型コロナウイルス感染症関連人権相談窓口」に対して、令和2年8月26日の開設から令和5年3月31日までに寄せられた相談件数、主な相談内容及び相談窓口としての対応状況についてお知らせします。

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